幸田が開幕戦飾る

台風10号の接近が気になるが、「本命戦　ほぼＢ級メモリアル　ＢＯＡＴＢｏｙＣＵＰ」が開幕する。前回来た時は、パリ五輪真っ最中で、自称〝 日本一の五輪ウオッチャー〟の直前予想は終日興奮しっぱなしのハイテンションだったが、今回はパラリンピックの開幕とともに始まる。実はロンドン五輪以降にテレビでもしっかり放映されるようになって、オリンピックよりもパラリンピックが好きになってしまった。元からハンデを背負って戦うパランピアンの奮闘はバックボーンにはっきりドラマが垣間見えて目が離せない。戦争、紛争、差別が止まない愚かな人間という生き物が少しでも浄化できるものとして発展してきたスポーツ、音楽、映画、小説（ドラマ）を愛するものとして、それが詰まったパラリンピックは開会式のセレブレーションから目が離せない。今節は浜名湖ボート最高のウオッチャーとパラリンピックウオッチャーとしてハイテンションでお届けする予定です。
　予選初日ははすべてＡ１選手一人にＢ級選手５人が挑む番組が組まれた。Ａ１選手を頭で買うか、ヒモで買うかの取捨選択が求められる。試運転、特訓では晴れ間ものぞいていたが、気まぐれに雨も降り出して不安定な天候が続く。ただ風はまだ3㍍前後と強くない。バック側から向かい、横風が吹く。節間の無事故完走を願うのみだ。開幕戦のＡ１選手は松尾。コースは大外なのに加えて、気配も決して目立たない。ここは行き足、回り足とも悪くなかった幸田のイン戦から入る。相手にはその松尾と回り足の良かったと斎藤と行き足の良かった横田を指名。回り足は良かった東口の３着受けだけ押さえる。