沼田と佐藤の単争い

　もう同じ事は書きたくないが、猛暑日が続く。大阪でも35度を超えた。ただ夕立がありそうで少し暑さはやわらぐ、最終日は曇りで気温も30度前後と下がってくれるのはうれしい。パリ五輪の男子サッカー準々決勝はあれほどタフネスを発揮していた我が日本代表が、スペインの華麗なるパス回しに翻弄されて、ピタリ足が止まって完敗だった。決勝トーナメントを勝ち抜けないのが世界との差なんだろう。いつ壁を乗り越えられるのだろうか。
　さあ泣いても笑っても残り２日間。エンジン相場は把握した。風はいつも通りスタンド側からの横風、向かい風が３㍍前後。極端なスタートの遅れはなさそうで、エンジン差が予想の大きなファクターになる。行き足、回り足とも内を固める沼田、佐藤は遜色ない。２艇が抜けて良く見える印象だ。２人の一騎打ちとみたが、やはり今節１度インで逃げている沼田のイン優位は揺るがしがたい。押さえは沼田頭から流したい。安田、伊藤も展開を突ける気配はあった。