中辻が良質ＳからＶ逃げ

晴れ、気温29度、ほとんど風がなく、真夏のようなコンデションで優勝戦を迎えた。進入は枠なりのスロー１２３対ダッシュ４５６。スリットではエース機を駆る吉永と、お隣の萩原がぐいっと出て、インでのぞかれた中辻は劣勢に見えてしまった。ダッシュ勢はそろって伸びがいい。ターン系は、萩原が素早くコーナーを回っていた。吉永はコーナーから直線へ繋がりが良く、出足の良さがうかがえる。狙いは中辻のＶ逃げ。他が踏み込む状況で、ひとり冷静に１艇身スタートを心掛けたか、コンマ17でスリットを通過した。吉永が２節前にＦしており、中辻には萩原の外マイが襲いかかる。