地元黒井が自在ハンドルでＶ奪取

優勝戦の天候は晴れ。風はほぼ無風と絶好のコンディションとなった。
小澤が６枠だった初日以来となるチルト０・５度のセッティングにしてきた。
スタート展示では高山の行き足が力強い。高山はスタート特訓から行き足が強め。また、チルトを跳ねてきた小澤も伸びている。
一方、大池はダッシュがつかない状況。スタート特訓でもダッシュ乗りがひと息だった。

回り足は松村、黒井、平田のターンが軽快。黒井はターンが鋭く、平田はターン後の加速がいい。
今節回り足が良かった高山は、この展示に限ってはそれほど良くは見えず、大池もターン前半のグリップ感がなかった。

枠有利な松村に高山が２コースまくりを仕掛けていきそう。
こうなると展開的にも地元黒井の差しか。出足、回り足はこのメンバーでも上位クラスだ。
当然相手は松村の押し切り。大池は展示気配では割り引き、平田の２、３着を推す。